作品紹介
2009年 07月 11日
霜の片(ひら) 久野ミキ
詩人となりて
冬
詩人となりて その器を置いてみるなり
凍る先から温み 感じます
それは私をとじこめていくよう
それは私を消していくよう
それは私を表すよう
それは私だけの形の雪みたいです
ありがたや ありがたや
目から心が洗われるのです
こうして洗われるのです
何やら再び再生が始まるのです
雪を投げる前にその事も忘れ
ホロリ ホロリ またホロリ
霜の片が生まれました
※久野ミキさんの詩、投稿五作目
詩人となりて
冬
詩人となりて その器を置いてみるなり
凍る先から温み 感じます
それは私をとじこめていくよう
それは私を消していくよう
それは私を表すよう
それは私だけの形の雪みたいです
ありがたや ありがたや
目から心が洗われるのです
こうして洗われるのです
何やら再び再生が始まるのです
雪を投げる前にその事も忘れ
ホロリ ホロリ またホロリ
霜の片が生まれました
※久野ミキさんの詩、投稿五作目
by kurukai
| 2009-07-11 10:57
| くるかいぎゃらりー
|
Comments(1)